






休憩の後は松原神楽社中「頼政」。この演目において初めて見たことをまずご紹介します。まず源頼政が一人で出てきた点。普通は猪早太という家来を連れていると思っていたので、ちょっと意外でした。それと、時の帝である堀河天皇が登場し、鵺に悩まされるという場面





続いて中川戸神楽団「紅葉狩」。スーパー神楽の原点とも言える「板蓋宮」を見てきた、若い団員さんの手による演目です。ただ単に見栄えのする派手な神楽ではなく、戸隠山の鬼女、呉葉(くれは)にスポットを当てた演出が随所に光ります。後は北向観音(きたむきかんのん)より降魔の剣(ごうまのつるぎ)を授かる場面、これも中川戸さんらしい演出で、客席からは驚きの声が。今年、新たに「大江山」を発表されましたが、これからもスーパー神楽の本家本元として、面白い神楽を見せていただきたいですね!



最後は都治神楽社中「大蛇」。自分は一番後ろで見ていたのですが、前の席にいらした方、大丈夫でしたでしょうか(笑)。八匹の大蛇が火を吹きながらの大暴れ


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2007,12,11 Tue 20:21
コメント
頼政さん、コメントありがとうございます。
神楽を舞っているみなさん全員が「伝統を守る」と言っているとは限りませんよね。
中川戸さんは「創造的伝承」を合言葉に活動されているようです。
確かに本来の神楽からいえば、まったく違う方向かもしれませんが、これが広島の神楽として、一つの文化として根付いていることを、どうかご理解ください。
もちろん、伝統的な神楽を大事にされている地域もありますから、それは本当に素晴らしいことと思います。
こういった大会やイベントでは、見栄えがして洗練された神楽が中心になってしまいますが、個人的には伝統的な神楽をもっとアピールしてもいいのでは、という気持ちです。
またコメントお願いします。
神楽を舞っているみなさん全員が「伝統を守る」と言っているとは限りませんよね。
中川戸さんは「創造的伝承」を合言葉に活動されているようです。
確かに本来の神楽からいえば、まったく違う方向かもしれませんが、これが広島の神楽として、一つの文化として根付いていることを、どうかご理解ください。
もちろん、伝統的な神楽を大事にされている地域もありますから、それは本当に素晴らしいことと思います。
こういった大会やイベントでは、見栄えがして洗練された神楽が中心になってしまいますが、個人的には伝統的な神楽をもっとアピールしてもいいのでは、という気持ちです。
またコメントお願いします。
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/12/22 11:15 | BFfnvy1Y |
めでたいことですが
スーパー神楽と言うだけであって今神楽をしている人たちはどう考えているのでしょうか はっきりいってみんな伝統を守るとかいいながらただ色々な小道具を使って派手な演出をしたりまたは大会用に時間を減らすために大事な場面をはぶいたりしています
これが本当に伝統を守っていると言えるのでしょうか もっと原点を見直してほしいです
スーパー神楽と言うだけであって今神楽をしている人たちはどう考えているのでしょうか はっきりいってみんな伝統を守るとかいいながらただ色々な小道具を使って派手な演出をしたりまたは大会用に時間を減らすために大事な場面をはぶいたりしています
これが本当に伝統を守っていると言えるのでしょうか もっと原点を見直してほしいです
| 頼政 | EMAIL | URL | 07/12/22 10:58 | xCcGjHf6 |
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